アジアを代表するメッセージアプリを展開するLINEとカカオが共同で支援する次世代ブロックチェーン「KAIA」が注目を集めています。
高速なブロック生成と、2025年1月にLINEがローンチした「Dapp Portal」の基軸通貨としての採用により、Web3プラットフォームの中核を担う存在として期待が高まっています。
本記事では、KAIAの特徴や購入方法について、初心者の方にもわかりやすく解説します。Web3時代の新たなインフラストラクチャーとして注目される本プロジェクトの投資機会を探る際の参考としてください。
💡 この記事でわかること
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KAIAとは・特徴
LINEとカカオが支援するレイヤー1ブロックチェーン。約2.5億人のユーザー基盤・4,000TPSの高速処理・低手数料を実現。 -
KAIAの将来性
LINE Dapp Portalの拡充・JPYCのKaiaチェーン対応など実需拡大の動きが続く。2025年末までにDapps1,000以上への拡大計画が進行中。 -
KAIAの買い方
国内ではOKCoin Japan(OKJ)で取り扱い。口座開設・各種手数料は無料。最短即日から購入可能。 -
口座開設・本人確認(eKYC)の手順
eKYC(書類撮影)なら最短即日・スマホ完結。差し戻しを防ぐ撮影のポイントも解説。
KAIAとは?
KAIAは、韓国のKakao社が開発した「Klaytn」とLINE社が開発した「Finschia」が2024年に統合して誕生した、独自レイヤー1ブロックチェーンの仮想通貨です。
Kakao TalkとLINEを合わせた約2.5億人のユーザーを背景に、アジア地域におけるWeb3サービスの普及を目指しています。
EVM(イーサリアム仮想マシン)互換に加え将来的にはCosmWasmにも対応し、開発言語の多様性を実現、KAIAエコシステム内で開発者によるWeb3開発の参入が容易になります。さらに、独自のコンセンサスアルゴリズム(PBFT)との組み合わせにより、ソラナ(SOL)に匹敵する高速処理(4,000TPS)や低い取引手数料(ガス代)を実現。
現在、KAIAを基盤にしたWeb3プラットフォームの「Dapp Portal」ではLINEアプリ内でDapps(分散型アプリ)を利用できる仕組みを展開中です。ユーザーがLINEから簡単にWeb3アプリ体験をすることができます。
主なユースケース
特徴的なユースケースは、LINEアプリ内で直接利用できる「Dapp Portal」で、ゲーム、ソーシャル、金融など多様なWeb3アプリケーションで活用できます。ユーザーはLINEから簡単にウォレットを作成し、KAIAを使ってDApps内での決済や報酬の受け取りが可能です。
KAIAネットワーク上では独自トークンやNFTの発行・取引が可能で、すべての取引手数料にKAIAが使用されます。エンターテインメント分野では、アーティストのファントークンやデジタルグッズの売買が活発です。
また、ステーキングによる報酬獲得やガバナンス投票への参加などKAIAは多様な場面で活用されています。今後は金融機関や医療機関での導入も期待されています。
KAIAの基本情報(2026年5月現在)
- 時価総額:約490億円(約3億ドル)
- 時価総額の順位:112位
- 過去最高高値:66.10円(0.415ドル)
- 現在の価格:7.75円(0.049ドル) *画像・データ出典:TradingView・CoinMarketCap
トークンエコノミーとエコシステム構造
KAIAは、2024年8月にLINE Blockchain(現:Finschia)とKlaytnが統合して誕生したレイヤー1ブロックチェーンです。
上図のように、LINE Blockchainが一般消費者向け(B2C)のNFT取引やデジタルコンテンツ流通に特化していたのに対し、KAIAは企業・組織向け(B2B)のエンタープライズインフラや業務システム連携にも対応。トークンエコノミーも、ステーキング報酬(40%)やインフラ開発(25%)への配分を重視し、より持続可能なエコシステムの構築を目指しています。
KAIAの特徴
KAIAはアジア最大規模のユーザー基盤を持つSNSプラットフォームが支援するブロックチェーンとして、高いパフォーマンスとエンタープライズ対応の設計が特徴です。以下では主要な3つの特徴を解説します。
アジア最大級のユーザーベース
KAIAブロックチェーンは韓国で約5,000万人のユーザーを抱えるSNS「カカオトーク」とアジア圏で約2億人のユーザーを抱えるSNS「LINE」の提供会社が支援しているレイヤー1チェーンです。
SNSプラットフォームへのアクセスも強化されています。LINEは1月にKAIAを基盤としたWeb3アプリプラットフォームの「Dapp Portal」とユーザーが簡単なアクセスを可能とする「Mini Dapp」を正式にリリースしています。
今後も、約2.5億人のWeb2ユーザーを抱える巨大なユーザーベースのSNSプラットフォームとの連携でKAIAエコシステムが拡大することが期待されています。
エンタープライズサービス指向のレイヤー1チェーン
KAIAは企業のビジネスニーズに応える高性能なブロックチェーンとして設計されており、UXを最優先にした複数の技術的優位性を持っています。
Web3サービスでのUXファーストな設計
従来のブロックチェーンでは送金が確定するまで数十分待つ必要がありましたが、KAIAなら1秒で取引が完全に確定します。これにより、決済サービスやゲームなど、即時性が求められるアプリケーションでの活用が可能になりました。
この高速性を実現しているのが、Istanbul BFTと呼ばれる改良型のPBFT(Practical Byzantine Fault Tolerance)コンセンサスアルゴリズムです。ビットコインやイーサリアムでは「フォーク」と呼ばれるブロックチェーンの一時的な分岐が発生し、最終的にどのチェーンが正しいか確定するまで時間がかかります。一方、KAIAではブロック生成時に選ばれたコミッティメンバーが相互に通信して合意形成を行うため、フォークが発生せず、即座にファイナリティ(取引の最終確定)が得られます。

出典: kaia Docs
ネットワークは、コンセンサスノード(CN)、プロキシノード(PN)、エンドポイントノード(EN)の3種類のノードで構成されています。CNは実際にブロックを生成・検証し、現在50以上が稼働しています。特筆すべきは、VRF(検証可能ランダム関数)によってブロックごとにコミッティメンバーがランダムに選出される点で、これにより通信量を抑えながら高いセキュリティを維持しています。
この設計により、KAIAは1秒間に4,000件の取引処理能力と、Ethereumの約1/10という低いガス代を実現し、企業が実用的なブロックチェーンアプリケーションを構築できる環境を提供しています。
CosmWasmの計画的サポートで多言語対応へ
現在はSolidityを開発言語とするKAIA仮想マシン(KVM)でスマートコントラクト開発されていますが、将来的にCosmWasmの導入によりRust言語での開発が可能となります。
さらに大量のプロジェクトや開発者の流入が見込まれ、KAIAエコシステム内での新プロジェクトの誕生が加速することが期待されています。
KAIAのガバナンス(運営体制)
KAIAは長期的な安定運営を目的としたステーキングベースのガバナンスモデルを採用しています。分散化を段階的に進める設計が特徴です。
長期安定したガバナンス体制の設計
KAIAはステーキングベースのガバナンスモデルを導入、投票メカニズムでジニ係数(資産分布の均衡度)を排除することを目標としています。
投票メカニズムでは委任制を導入し、保有量による格差を抑圧して分散化を促進しています。
Kaia Governance Council(KAIA GC)
ガバナンスの将来的なプロジェクトにおける重要事項決定を最終的に判断するのがKaia Governance Councilです。初期メンバーは、最大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスなどの有力企業を含む31機関によって運営されました。
GCのメンバーはコミュニティによって提出された提案に対する投票権を持っています。初期段階では、プラットフォーム開発とプロジェクト安定化、円滑な運営のためガバナンスにおける比重が高いですが、将来的には他の団体が役割を担い分散化が進められる予定です。
ステーキングベースのガバナンス体制
ステーカーはステーキングプロセスが効率化されているプラットフォームKaia Squareで簡単にKAIAトークンの委任をすることができます。KAIAトークンをステーキングすることで、ネットワークのセキュリティに貢献し投票権を獲得できます。
ステーキングをベースにしたガバナンスで高度な分散化により安定的な運営と、長期的なプロジェクト発展を目指しています。
KAIAの将来性
今後のKAIAの展望として、アジア圏の巨大なユーザー基盤を活かしたWeb3サービスの普及加速が期待されています。LINEとカカオの既存インフラを基盤に、企業向けソリューションからユーザー向けサービスまで、幅広いWeb3活用の可能性を切り拓くことが見込まれます。
LINE Mini Dappsの拡充

出典: Kaia Foundation
2025年1月に正式にローンチされたPortal Dappによって、既存ユーザーでも使いやすいWeb3サービスが提供されます。
KAIAを基盤に構築されており、Dapp Portal上で豊富なDapps(LINE Mini Dapp)がリリースされています。LINEで始めて、簡単にウォレットを作成してDappsと連携ができる点が特徴的です。
LINE Portalでは現在32種類のDappsがリリースされていますが、2025年末までに1,000以上まで増加させる計画が進行中です。
LINEユーザーからの流入も見込まれ、今後のKAIAエコシステムの拡大が期待されています。Dapp Portalの始め方や使い方、ゲームのコツまで以下の記事で詳しく紹介しています。
関連記事:LINEのDapp Portalとは?Web3アプリで遊んで稼げる新サービスを解説
グローバル展開への可能性
セキュリティ向上と国際的なコンプライアンス準拠のサポート提供
2025年1月にデジタル資産運用管理サービスを提供する「Fireblocks」を統合したことを発表しました。
KAIAエコシステムで秘密鍵を分散管理できるMPCウォレット、ブロックチェーン決済システムなど高度なソリューションがユーザーのプロジェクトで効率的に導入できるようになりました。
秘密鍵を分散させて管理できるため、国際的なコンプライアンスの準拠を考慮するDapps開発ができます。これにより、グローバルにWeb3プロジェクトが増加し、エコシステムの拡大が期待されます。
日本円ステーブルコイン「JPYC」のKaia対応
2026年5月、日本円ステーブルコイン「JPYC」を発行するJPYC株式会社が、初の追加対応チェーンとしてKaiaチェーンへの対応を開始しました。
JPYCは日本円と1:1で交換可能なステーブルコインで、資金移動業ライセンスのもと発行されています。今回の対応により、JPYC EXを通じてKaiaチェーン上でJPYCの発行・償還が可能になりました。送金・決済・オンチェーン金融サービスなど、Kaiaエコシステム内での日本円建て決済インフラが整いつつあります。
特に日本円ステーブルコインへの需要が高まっているアジア地域(韓国・インドネシア・タイ・台湾など)での活用拡大も期待されており、KAIAの実需拡大につながる動きとして注目されます。
KAIAの買い方
KAIAは国内取引所で購入できます。口座開設から購入まで最短即日・スマホ完結で、初めて仮想通貨を買う方でも迷わず進められる設計です。以下の手順で口座を開設し、KAIAの購入へ進みましょう。
おすすめ取引所:OKCoin Japan(OKJ)
日本国内でKAIAを取り扱う取引所としてOKCoin Japan(OKJ)があります。
- 国内53銘柄の豊富な取扱銘柄数
- 取引所・販売所の両方でKAIAを取引可能
- 24時間365日即時対応の入出金システム
- 積立は1,000円から対応(自動ステーキング機能つき)
OKJはOKグループのグローバル流動性を活用しており、業界水準の低いスプレッドで取引できます。サービス開始以来ハッキング被害ゼロの実績を持ち、100%コールドウォレット管理・マルチシグ技術など高いセキュリティ体制を備えた国内正規の暗号資産交換業者です。
OKJ口座開設方法
- 1 メールアドレスを入力して登録用URLを受信
- 2 氏名・住所・投資目的などの必要事項を入力
- 3 本人確認書類(マイナンバーカード等)を提出
- 4 審査通過後、口座開設完了
口座開設後は、本人確認(eKYC)が完了するまでKAIAの購入や日本円の入金ができません。スムーズに購入へ進むため、登録後すぐに本人確認まで済ませておきましょう。
撮影環境を事前に整える
① フラッシュによる反射 ② 書類の端が枠から切れている ③ 照明が暗く文字が読み取れない
明るい室内・フラッシュOFF・書類全体が枠内に収まるか確認してから撮影してください。
使用できる本人確認書類を確認する
運転免許証・マイナンバーカード・パスポート・住民基本台帳カード(写真付)・在留カード等から1点。
外国籍の方は在留カードが必須です。
審査完了まで数日〜1週間程度かかります
本人確認書類2種類(表面・裏面・手持ち写真)のアップロードが必要です。
審査後、登録住所にハガキが届き、記載の認証コードを入力して完了です。
よくある質問
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KAIAとは何ですか?
+KAIAは、韓国のKakao社が開発した「Klaytn」とLINE社が開発した「Finschia」が2024年に統合して誕生した独自レイヤー1ブロックチェーンの仮想通貨です。カカオトーク(約5,000万人)とLINE(約2億人)を合わせた約2.5億人のユーザー基盤を持ち、アジア地域のWeb3サービス普及を目指しています。1秒間に4,000件の取引処理(4,000TPS)と低い取引手数料を実現しています。
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KAIAはどこで買えますか?
+国内ではOKCoin Japan(OKJ)でKAIAを取り扱っています。口座開設・各種手数料は無料で、24時間365日即時対応の入出金システムを備えています。
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KAIAの将来性はどう評価されていますか?
+KAIAはLINEのDapp Portalを通じたWeb3サービス拡大、Fireblocksとの統合によるグローバルコンプライアンス対応、2026年5月には日本円ステーブルコイン「JPYC」がKaiaチェーンへの初の追加対応を開始するなど、実需拡大の動きが続いています。2025年末までにDapp Portal上のDappsを1,000以上に増加させる計画も進行中です。
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KAIAのガバナンスはどのように運営されていますか?
+KAIAはステーキングベースのガバナンスモデルを採用しており、Kaia Governance Council(KAIA GC)が重要事項を決定します。初期メンバーはバイナンスなど有力企業を含む31機関で構成されています。投票メカニズムに委任制を導入し、保有量による格差を抑制して分散化を促進しています。
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KAIAとLINEの関係は何ですか?
+KAIAはLINE社(Finschia)とKakao社(Klaytn)が2024年に統合して誕生したブロックチェーンです。2025年1月にLINEがローンチした「Dapp Portal」の基軸通貨として採用されており、LINEアプリ内からウォレット作成・DApps利用が可能です。2025年末までに1,000以上のDappsへ拡大する計画が進んでいます。
まとめ
LINEとカカオが支援するKAIAは、法人顧客向けに設計されたレイヤー1ブロックチェーンです。
高い安定性と拡張性を備え、LINEメッセンジャーとの連携やDapp Portalを通じた開発者エコシステムの拡充により、Web3サービスの実用化を推進しています。
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